スノーピークのフィールドオーブンでピザを焼くようになったのですが、焼いたピザをカッコいいトレイに置きたいなぁ と思い立ち作った一品。
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材料
材料は910×400×18のパイン集成材を使いました(単位ミリメートル)。
見た目がそこそこ奇麗で、お値段も手ごろでとなると、集成材か合板になります。それと、ちょっと無垢材の高級な感じを出したかったので集成材にしました。
お値段はホームセンターで2000円ちょっと。
ボードのサイズ
買ってきた集成材から2つ作ります。
360×360の正方形に長さ100程度の持ち手を付けると、1枚からピッタリ2つ作れます。
持ち手
カッティングボードにありがちな、トレイに近い部分は細く、離れるにつれて太くなる持ち手にします。
小さいのこぎりと彫刻刀でコリコリ…。
地味な作業ですw
もう一つありがちな、「穴」も開けます。インパクトドライバーのビットを
ドリルに変更。直径15㎜の穴をあけました。
▼大まかな外観が決まりました。
ヤスリがけ
電動のサンダーなんて持っていないので、ひたすら手でヤスリます。
トリマーがあればサイドに丸みを持たせたりできるんですけどね。
180→320→800→1600 とサンドペーパの番手を細かくしていきました。
正直1600番とかいらないんじゃないか…と思ったけど、
手をかければ手をかけるほど仕上がりが美しくなりますからね。
いい感じにツルツルです。
塗装
食品に使うものなので、食用油を使います。中でも乾性油がいいです。
乾性油っていうのは、塗った後、乾燥するまでにかかる時間が短い油の総称です。
話それますが「油が乾燥?」と思いますよね?
エゴマ油やアマニ油、クルミ油などの乾性油にはαリノレン酸と言う不飽和度の高い油が結構な量、含まれていまして、それが空気中の酸素と結合することで、
カチッと膜を張る。そんな感じなんです。
ちなみに大豆油や、ナタネ油など、αリノレン酸の少ない油は、酸素と結合しにくく、なかなか膜を張らず、乾きにくいんです。
今回はクルミ油を使用。
塗装用に買った食用の油だけど… 230ml 1200円て。
Σ(゚Д゚)…高っ!
布に染み込ませて、塗っていきます。
木目が浮き出てきていい感じ。仕上げの塗装は、作品に命を吹き込む作業と言うか… やっぱりテンション上がります。
完成
くるみオイルを塗り終わり、無事完成!
2つ並べてみます。
おお~ いい感じだ。
これに大き目のピザが2枚乗れば、一気にパーティ感でるぞ(^O^)
まとめ
板を買って切って磨いて塗る。そんな作品です。簡単な割に、木目の美しいオシャレなトレイが作れます。土日の空いた時間でいかがですか?
■今回使ったクルミオイルはこちら■
追記 2020年8月20日
最近はピザだけでなく、食事時に大人気です。軽くて大きいので、4人分の食材をいっぺんに乗せて移動できます。
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