前回の反省を踏まえ、十分にグルテンの形成をさせることを目標にして、パンを焼きました。オートリーズ法も取り入れてみたんだけど、グルテンの形成はうまくいきました。
■パンのキメとふくらみに課題が残った記事はこちら■
配合は前回と同じです。色々試験しているものだから、配合はいじれない…。
元種 100g
バター 30ℊ
牛乳 50g
砂糖 22ℊ
塩 7g
水 150
グルテンの生成
今回はグルテンの生成に力を注ぎます。
具体的にはオートリーズ法と長めの攪拌でグルテンをしっかり作っていきます。
オートリーズ法は、小麦粉と水を混ぜ合わせ、30分程度放っておいてから、残りの材料と共にミキシングを行う方法。効果としては、質の強いグルテンを作るってのと、釜伸びが大きいので火の通りがよくなるという効果があります。
グルテンの効果を知りたい今回にピッタリ( *´艸`)。
まず粉と水をまぜて(元種も入れちゃってます。)、手で捏ねて、30分放置。
ちょってで捏ねてまとめます
その後、ホームベーカリーの「捏ね」コース(低速3分中速5分)を1回してバター投入。続いて2回捏ねコースをおこないました。
薄い膜がみられ、グルテンの状態はこれでOKとしました。
生地をボールにいれ、2倍になるまで静置。
分割し、両端から折った生地をクルクル丸め、
平らに伸ばし、内側におります。
それをクルクル丸めてできあがり。
コレを2つ作り、型に置きます。
(ベンチタイムを忘れました…)
二次発酵7時間 気温25度程度。
型の8割 こんなもんかな。
焼成は前回の反省踏まえ200℃で35分。
ドキドキしながら蓋を開けます。
…ピシッと角ばった食パンが…
ズコ―ッ
できてないんかーーーいっ!!!( ゚Д゚)
いや…いいのよ。いいんですよ。焼き色、浮き、前回より格段にイイ。
けど…こう、 もっとブワーっと膨らんでくれないと、ピシッと角ばった食パンにならないのよね…
ほら。せっかくの蓋だし。山型食パン作ってるわけじゃないし
表面は…なんだか薄い皮がぺりぺりしているね。大きな気泡もできている。断面を見てみる。
上部は大きな気泡が。
味は…いんだどなぁ
キメは… うん。前回より細かい。けど、一般に売られているものと比べるとまだまだ粗い感じ。キメが粗い分、膜が厚くなって食感が重くなるんだろうね。
食感はすごいモチモチしている。これは、明らかにグルテンをしっかり作った効果。膜が厚い効果もあるのかも。
味は…いい味している。嫁曰く ちょっと「塩味を感じた」ようなので、次回1g減らした6gにて行う。
気泡を細かくするための手法として発酵途中の「パンチ」なるものがあるらしい。
・炭酸ガスを抜き、新鮮な空気を入れることで発酵を活性化させる効果
今のカズサンが求めている答えがここにある…かもしれない。1次発酵に6時間かかるとして、2時間と4時間でパンチをやってみよう。
まとめ
前回の課題。グルテン生成と焼成時間はクリアしました。オートリーズ法も簡単な割には効果が大きそう。ただ、色々と前回よりは改善されたものの、キメは相変わらずでした。
「お父さんのパンは美味しくない」とまで娘に言わしめたパン。次回こそは美味しいと言わせてやる!
・気泡が大きい(キメの細かいパンにならない)
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