【自家製酵母】「ヨーグルト酵母で角食パン」元種にドライイーストを加えて「膨らまない」を改善!きめ細かく、しっとりリッチなパンができました!

こんな方に向けた記事です

・ヨーグルト酵母って、なかなか膨らまなくて困ってる
・美味しいけど、ボソボソのパンしかできないけどなんとかならんか?

これまで何度か液種を作り、元種を作り、パンを焼いてきました。

が!なかなか膨らんでくれず、美味しいけどなんかイマイチな食パンを量産してきました。 この際ちょっと方向を変えて、最終形態の美味しい食パンを目指し、ドライイーストの力を借りてフワフワのパンを作りにチャレンジです!

背景

ヨーグルト酵母を使っている目的は「長時間発酵で味に深みを出す」。これに尽きます。 

とすると、味に深みが出ればいいわけで、ドライイーストの力を借りてもいいのではないか… そう思うようになってきました(だって、ヨーグルト酵母だけだと膨らみがイマイチなんだもの)。

ただ、「自家製酵母で味に深みを…」というのがそもそもの始まりなので、短時間で膨らんでもダメ。そこは長時間発酵にこだわりつつ、いい感じのふくらみを狙います。

ドライイースト量どれくらい?

それに合ったドライイースト量はどのくらいなのでしょうかね??

ネットで見てみると、1.5斤のパンに対してドライイーストは3~6g位。
まぁ多ければ発酵時間が短くてすむし、少なくても時間をかければ大丈夫そうな感じです。

今回は、あくまで元種のサポートと言う形なので、とりあえず1gでやってみます。
1次発酵4~5時間 で旨味を出し
2次発酵2時間でしっかりとボリュームを稼ぐ作戦です。

頼むぞ! ドライイースト!!

配合

今回もはちみつが入っていたりとリッチな配合になります。

配合
強力粉 330g
元種 100g
上白糖 23g
塩 6g
はちみつ 15g
バター 45g
牛乳 160g
水 40g
ドライイースト 1g 

※元種の作り方はこちら→
 液種の作り方はこちら→

ホームベーカリーにバター以外の材料を入れ、「捏ね」コース(捏ねるだけで発酵過程のないもの)を1回やり、バターを投入しもう一回。 

その後、ちょっとグルテン膜を確認したところ、膜ができていなかったので、もう一回「捏ね」コースを追加。

▼でこんな感じ。薄ーくではないですが、まぁ膜になっています。

▼続いて28℃で1次発酵です。 5時間後写真右になりました。

フィンガーチェックをやって発酵具合を確認。

▼2つに分割し、軽く丸めてベンチタイム20分

続いて丸い球を麺棒で伸ばし、空気を抜き、 薄く伸ばした生地の両サイドを中央へ持ってきて長方形に整え… クルクルと巻いていく(写真が無くてスミマセン)。 それを二つ作って、1.5斤型へポンと。

▼35度のオーブン発酵コースを使います。2時間後 ここまで来ました。 

いい…すごくイイ( *´艸`)  
失敗する気が全然しない。

そして200度のオーブンで30分焼成。

さぁ…どうだ。

▼お~ッ!! 膨らんでいる! しっかり角食パンになっている。

切ってみる。 

…はじめまして「ふかふかしっとり」 

これが…ドライイーストの力か。すげぇな。

お味は、予定していた通の味です。
ヨーグルト酵母による発酵の効果か、しっかりと味がします。

噛めば噛むほど深い味わい。これぞ天然酵母の効果って所でしょうか。

そして、パンのキメ(気泡の大きさ)も荒くなく、細かい気泡で吸い付くような感じです。

まさに「しっとりフワフワ」( *´艸`) 

求めていたものに近いものができました。
(ドライイーストの力を借りた ってのが若干引っかかるところではありますが)

まとめ

ヨーグルト酵母元種にドライイーストをちょっと加えることで、しっとりフワフワのパンができました。

天然酵母だけだとなかなか膨らまない…とお悩みの方。
まずはしっかり膨らんだパンを食べたいですよね。
 
ドライイーストでドーピングするのも一手だと思いますよ。

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