松戸の梨。「高愛梨園」で新品種「千葉K3号」に出会った。ついでに「甘太」とか言う銘柄もゲット。

10月中盤、豊水を求めて行きつけの梨園「高愛梨園」に。思いがけず「千葉K3号」と「甘太」をゲットできました。

梨園に行き、どれどれ「豊水」は…と目をやると、「新高」ばかり…あーちょっと遅かったなーザクザク食感の「新高」しかないのかー。と思っていると「千葉K3号」の張り紙!ウソッ!と速攻購入。

『千葉K3号』

「千葉K3号」という品種は、現在名前を募集中の新品種。夏のニュースでそんな品種があることは知っていたけど、食べられるのはもっと後だと思ってたので超嬉しい。

ちょっと調べてみると、
「千葉K3号」は17年に品種登録された千葉K3号は「なつひかり」(1995年登録)以来、22年ぶりの県独自品種。9月中下旬から10月上中旬に収穫する晩生の品種で、常温で28日間保存できる日持ちの良さも特長らしい。現在の主力品種「幸水」に比べて実が大きく、なめらかな口触りとたっぷり含んだ果汁が持ち味とか。

でもたしか発表では2021年秋から本格的に出荷するとか言ってなかったかな。本格出荷は数年先だけど、農家レベルでは徐々に広まっているって所か。

外観/実食

やや黄緑系かな。 豊水や新高のように茶系ではない様子。こういう品種なので仕方がないようで「見た目美味しくなさそうですよね」と梨園の人が言ってましたw。

食べてみると、水分がすごいです。包丁を入れると滴ります。口に入れると、果肉は柔らかく、ザクザク感も強くありません。ただ…香りがちょっと弱めかと感じました。
食べた梨にもよるのでしょうが、「幸水」と比べるともうちょっとな感じがします。

『甘太(カンタ)』

更に横を見ると新品種「甘太」の張り紙。

ん~… 知らないぞ。よくわからないが食べたことないので購入。

ちょっと調べてみると、2015年に品種登録され、親は「王秋(おうしゅう)」×「あきづき」。「新高(にいたか)」と同じ時期に出回る晩生種で、新高や豊水に比べると果皮が少し黄緑色をしています。糖度は従来のナシ品種の中でも最も高く、適度な酸味もあり、非常に食味良好 、大玉で果肉がやわらかく、ほどよい酸味も含んでいるのが特徴らしい。

外観/実食

外観は…ちょっと青っぽいかな。まぁ梨園の人もここから色は変わらないって言ってた。いまいち美味しくなさそうだw

包丁を入れると果汁があふれてきます。水分がスゴイ!「千葉K3」号よりもさらにすごいです。 口に入れると、フワッと甘味が広がり、同時に酸味も感じます。ザクザク感もそんなになく、柔らかく口の中で溶けていくそんな感じです。

まとめ

千葉県は「千葉K3号」を次世代の主力に…みたいな話だけど、今日食べた限りでは「甘太」に軍配が上がるかなぁ。 だけどその「甘太」でさえも「幸水」には敵わないと思います。

ただ、幸水ってあっという間に収穫時期終わっちゃいますからね。それを加味して、晩生の品種(9月中下旬~10月上中旬)の中で比べると「甘太」が今の所いいかな♪。

梨園基本情報

名称:高愛梨園
住所:〒270-2222 千葉県松戸市高塚新田49−1
電話:047-392-6234

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