【体験レポ】金沢「九谷光仙窯」の絵付け体験はこんな感じ。4歳にはまだ早かったか…が何とかなった。

こんな方へ向けた記事です

・絵付け体験したいけど「九谷光仙窯」ってどうなの?
・4歳でも楽しめるの?
・でもお高いんでしょう?コスパは?

「九谷光仙窯」いい所ですよ。では見ていきましょう~。

基本情報

住所:〒921-8031 石川県金沢市野町5丁目3−3
電話:076-241-0902

▼ 注意!窯元に向かう道はとても狭い道もあります。
南大通りから行く場合は、赤い矢印の通りに進むと、やや広めの道で到着します。

「九谷光仙窯」は金沢市街地から車で10分。野町駅から徒歩数分。やや入り組んだところにある明治3年から150年続く歴史ある窯元です。

▲ 工房外観も歴史を感じます。

前日の午前中、6名で9時30分の回を予約しました。受付をすると、「折角なので…」と九谷焼の工房を案内してもらい、展示品の説明を受けました。

絵付け体験だけだと思っていたので、予想外に工房見学や工程の説明までしてくれて嬉しかった。

さて、この工房を選んだ理由の一つに「料金」があります。ホームページによると体験料金が1,320~5,500円となっています。1320円~ は絵付け体験としては比較的安めの部類です。

「そういえば醤油皿揃えたいな。4歳児(4歳4か月)も一番小さい皿(豆皿)でいいか。」そうするとカズサン家は1320円×4人でザックリ5000円ちょっとか。まぁそんなに高くないね。

▼ そう思ってました。実際に絵付けをする皿やカップを見るまでは。

実際にいろんな皿やカップを目にすると、「普段使い」を気にしてしまうんですよね。
「豆皿なんて使うの? だったらちょっと高くても、普段から使えるものの方がよくない?」なんて声がどこからともなく聞こえてきます。

結果4人家族が選んだもの→マグカップ、マグカップ、四五皿(14.1㎝)、三八皿(12.5㎝) 

当初の予定(豆皿×4)のカケラもありません。 と言うか豆皿は絵を描く面積が小さいんですよ。
小さい子供にはやはりそこそこの面積が必要かと。

体験

さて、体験です。

▼絵付け体験の席にはサンプルや色見本などが並びます。

そして大事なことですが、ここでの九谷焼絵付け体験は「色は塗りません」
皿やカップに 鉛筆で下書きをし、その上から筆で線を引いていきます。

▼鉛筆で下書きしたところ。

▼ そして、その下書きの上から、筆で線を描いていきます。

この線は焼き上がり後も残ります。星や、ハート、絵、模様を描き、色見本を見ながら色を指定します。 

色の指定は、紙にメモして店に渡します。
カズサンのマグカップ(写真左)は「九谷五彩のランダム」と指定しました。

職人さんが、指定されたエリアに色見本の釉薬を塗り、2か月後焼き上がり品が家に届くというわけです。

4歳児

4歳児について書きます。

▼ まず、下書きに使う紙にお絵描きしていました。大人目線では、とりあえず大人しくしていればOKです。

 周りの大人が紙への下書きが終わり、筆を使いだすと、当然4歳児も筆を使いたがります。そのタイミングで筆を渡すと皿に絵を描いていきます。

そして描いた絵を塗り始めます。

塗…っちゃダメだ!Σ(゚Д゚)

そう言えば幼児が好きな事って…塗り絵でしたよね。中を塗るのが好きなのですよ。 線だけかいて、中を塗らない なんて思考はないのですよ。

必然的に「塗りたがる幼児」対「塗っちゃダメ!と言う大人」の構図が出来上がります。

大人はそんな4歳児の相手をしつつ、自分の作品を作ります。

結局ある程度絵を描いた段階で、また紙へのお絵描きに戻ってもらい、続きは大人が…と言う感じです。

▼ こちらは7歳児の皿 ちゃんと猫になっています。

まとめ

・「九谷光仙窯」は工房の案内もしてくれるし、絵付け体験の説明も丁寧。とても楽しく体験ができ、お勧めできる工房です。

・4歳児でも問題ありません。お絵描きは紙にし放題ですので、紙のお絵描きと皿へのお絵描きを組み合わせて飽きないように過ごさせましょう。

・結果:マグカップ(3300円)、マグカップ(3300円)、四五皿(3300円)、三八皿(2750円) 送料1430円で合計14080円 当初予定のほぼ3倍。「コスパがいい!」とは言えないかもしれませんが、物+思い出の料金としては妥当かなと。 

何より、探していた絶妙なサイズのマグカップが手に入ったとして、良しとしましょう。届くのが楽しみだ♪

追記:ほぼ2か月後 届きました!

3月26日に絵付け体験をしてから、ほぼ2か月後の5月27日 届きました。

ドキドキしながら開封すると…

▼ おお~いい感じジャン。嫁さんのナマケモノの水色もいい感じになっている。

「九谷五彩のランダム」を指定したマグカップ(右)が、思ったよりランダムでなかったことはまぁ仕方ないとしようw。

▼ 母親と妹の作品。 この位ダイナミックに色付けると見栄えもします。

マグカップの容量

マグカップは最終的にどのくらいの容量なんでしょうか。全体を見ると、焼きの工程が加わったので多少縮んでいます。 

▼ マグカップと一般的なメラミンカップに同じ容量(180㎖)の麦茶を入れて写真撮りました。

普段注ぐ量はこれくらいでしょうかね。ちなみにスレスレまでいれると260㎖になります。

使い勝手のよいサイズです。

皿も多少縮み、二八皿は外径12.5cmと四五皿は外径14.5cmになっています。 日常で使う事を考えると、四五皿以上がいいと思います。

▼ 7歳児の皿 もうちょっと大きく描いてもよかったかな。本人は気に入っているようなのでよし。

もうちょっとダイナミックに描けばよかったのに…とずっと思っていましたがね。

▼ 4歳児の皿 うん。まぁこんなものだろう。

ま、なんにせよ自分で作った作品が旅行後も使えるってのは良いもんですね。

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